コラム

column

2022.06.14

慣れ親しんだ味

混ざりあって生まれる

十字屋の味噌漬に欠かせない味噌は、金沢伝統の淡色味噌と関西の白味噌とをブレンドしたオリジナルの味噌です。

お互いの良いところを高めあい、なおかつ魚の旨味も最大限引き出してくれます✨

今回はそんな味噌を作るうえで欠かせない淡色味噌を作って下さっているウメサ食品さんにお邪魔してお話を伺いました📃🖊

変えられるもの、変えられないもの

創業は明治10年、今年で145年のもの歴史があるウメサ食品さん😲

前田の時代から金沢で親しまれている味噌を昔ながらの製法で作り続けて下さっています。

お客様に寄り添いながら歩んでいらした中で、大事なことは守り続けながらもその時その時のニーズに合わせて柔軟な対応をなさってこられたそうです。

どちらかだけでは出せない味

ウメサ食品さんの味噌を作るうえで欠かせないのが自家培養なさっている酵母菌。

この酵母菌は味噌の宝と言っても過言ではないほど大事なものなのです。

それを用いることで出来る味噌は他社には真似の出来ない、香りとコクが豊かな唯一無二のもの。

実際に味噌の袋を開けた瞬間、食欲をそそる良い香りがしました😊💖

味噌そのものの味を楽しもうと具材なしでお湯に溶かして頂いたのですが、優しい味が口の中に広がり、体から余計な力が抜けてほっと一息つける時間になりました🍀

人だけでも酵母菌だけでも出来ない味噌は、共に支え合うことで完成するのです。

創業当時からある樽だそうで、白く見える部分はなんと旨味成分なのです!

 

常にベストなものを

『すべてはお客様のために』

これを念頭に置き、品質や衛生管理を徹底しているそうです。

商品に対して真剣に向き合っている結果は、お客様の美味しかった、また来るわなどの声や笑顔などに形を変えて戻ってきます。

それがこの先へと歩んでいく力となっているそうです。

緊張をほぐして下さるような優しい笑顔で接して下さった社長の坂野さん達。撮影時に皆さんでお話なさっているのを聞いて、とても仲が良いのだなと感じました😊