コラム

column

2022.08.03

タマタニさん part1

「能登はやさしや土までも」の地・能登半島で作られる伝統的な魚醤いしる。

魚介類に塩を加え熟成することで作られるもので、秋田県のしょっつるや香川県のいかなご醤油とともに日本三大魚醤の1つとされています。

(野菜や魚を、いしり鍋やいしり漬、煮物などにする際に用いるものです。)

 

十字屋とタマタニ

タマタニさんは、十字屋ののどぐろを含む一夜干しの加工、真空を委託している会社です。

10年来の付き合いで、今でも、十字屋に美味しいお魚を届けてくださいます。

(十字屋以外にも、七尾、富来、門前にあるスーパーマーケットにも卸しています。)

一夜干しだけでなく、今回のメインである“魚醤いしる”を製造している会社でもあり、

そんなタマタニさんにお邪魔してお話を伺いました📃🖊

 

いしるへのこだわり

いしるは完全自然熟成で、二年から三年の長期熟成になります。

↑(大きな樽の中には、いしるの原料であるお魚が敷き詰められています。

右側の赤くなっている部分は汚れではなく、樽の内側からお魚の成分が透けているものだそうです😲)

 

早くて半年熟成の企業もありますが、発酵を止めるために加熱処理をしなければなりません。

しかし、長期熟成の場合は発酵しきってしまうため加熱の必要性がないのです!

そのうえ雑味が少なく透明度の高いものが出来るというメリットがあります✨

また、さばを丸々一匹使用しており、全て手で塩もみをすることで鮮度にもこだわっているそうです☝

 

いしるはどう使えば良いの?

いしるは漬物、炒飯や煮物などに使っても👍

ただ、いしるを通常のお醤油感覚で使用するととっても濃い味に😣

入れすぎに注意ですが、隠し味調味料として使用していただくのがベスト😋

【ちなみに、いしるが作られている能登の方では、1.8ℓの特大サイズのいしるを買って

お醤油と同じようにお料理に入れる方も少なくないとか😲❤】

 

 十字屋レポート🔍

金沢では定番の〖とり野菜味噌〗をベースに、少しのいしるを加えるだけでとっても美味しくなるそうです💖

こちらはタマタニ.板垣専務のオススメレシピです✨

 

気になる…そんな方に

今までは500mlの大きいサイズのボトルしかなかったのですが、200mlの小さいボトルを作って下さいました!

初めていしるをお使いになる方、少量サイズを求めていらっしゃった方などにオススメです✨

いつもの料理にほんの一手間、好きなものが更に好きになるかもしれません☺❤

 

 

 

次回、いしるを使った人気商品や一夜干しのアレンジレシピ等、

タマタニさんpart2❤お楽しみに😊